- 前ももがパンパンに張っている
- 下半身が太くなりやすい
- 少し立っているだけであしが疲れる
そのような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
パーソナルトレーニングを行っているときに改善したい悩みを伺うと、9割の女性は「前ももの張りが気になる」と言います。
普段何気なく過ごしているだけで少しずつあしが太くなる方が多いです。
あしが太くなる原因はさまざまですが、そうなる原因や特徴が必ずあります。
その原因や特徴を理解したうえで、悩みに合った改善方法を行うことが重要です。
そうすると、太かった前ももが少しずつ細くなり、姿勢やあしの形も変わりやすくなります。
今回はそのような悩みを改善するために、脚が太くなる原因や改善方法について説明していきます。
脚が太くなる生活習慣4つ
太ももが太くなる原因は大きく分けて4つあります。
①ひざを伸ばして立つ
ほぼすべての女性に当てはまりますが、ひざを伸ばしてまっすぐ立つことはとても筋肉に対して負担をかけています。
ひざを伸ばす=前もも(大腿四頭筋)の筋肉が多く使われます。
前ももが太くなる原因ですね。

②あしを組む
これも多くの女性に当てはまるのではないでしょうか。
電車の中であしを組んでいたり、もしくはあしを組まないと違和感があるという方もいますね。
あしを組むと骨盤・股関節がゆがみ、下半身のバランスが悪くなります。
あしを組んでいる方(片脚の上に乗る)は骨盤が後ろに傾きます。
下のあしは骨盤が前に傾きます。
そうなると、下半身の太さや筋肉の付き方が変わります。
あしを組むことによって大腰筋が収縮=骨盤が後ろに傾く
下のあしは片方の重さで大腰筋が伸びる=骨盤が前に傾く

③うつぶせで寝る
これは自然になってしまう方が多いのではないでしょうか。
寝て起きたらうつぶせで寝ていた…なんてことはありませんか?
うつぶせで寝るとひざや足首が内側にねじれます。
ひざが内側にねじれることによって、外ももやふくらはぎが張りやすくなります。
ひざ下О脚の方もひざが内側にねじれているので、うつぶせで寝ていることが1つの原因になるかもしれません。

④自宅で靴下をはく
冬の時期は寒くて靴下を履いている方も多いのではないでしょうか。
靴下をはくことによって寒さをしのぐことはできますが、足の裏の感覚が鈍くなる可能性があります。
人間の体は足の裏で立っていて、全身につながる神経や筋肉があります。
土台は足の裏なんですよね。
靴下をはくことによって足の指が丸まりやすくなり、指が浮くこともあります。そうなると足の裏の筋肉が使いずらくなり、体のバランスや姿勢などにも影響が出やすくなります。

脚が太くなる習慣の改善方法3つ
①股関節で立つ
ひざをまっすぐ伸ばすことによって、前ももが張りやすくなります。
改善するためにはその逆、ひざを緩めて股関節で立ちましょう。
こちらのエクササイズを行ってみてください!
お尻や裏もも、内ももが伸びる感覚があるとあっていますね。
また、前ももが張りやすい方は筋肉が固まっている状態なので、同時にゆるめることも重要です。
こちらの前ももストレッチも必須ですね。
②股関節まわりの筋肉を機能させる
腸腰筋(大腰筋)が重要です。腸腰筋は体幹部~下肢に繋がっているので、体を安定させるためにも必ず機能させておきたい部位です。
体が安定した状態であれば日常生活で使いすぎてしまう筋肉も少なくなり、前ももが張りすぎてしまうことや、ふくらはぎが太くなることも減ります。
腸腰筋のエクササイズはこちらです。
続いて体を連動させてワイドスクワットを行いましょう。内もも、裏もも、お尻に効きます。この種目がうまく効くようになると、腸腰筋が機能しています。
こちらも行いましょう!
③足裏エクササイズ
あしには多くの骨が存在していて、全身の骨の約1/4が集まっています。その分関節も多くあり、関節を安定させる靭帯や筋肉も多くあります。
あしは常に地面について歩行するときにも欠かせないので、重要なのは一目瞭然ですね。
足裏の機能が高まれば全身のほとんどの筋肉や関節をいい状態に保つことが出来ます。
疲れにくい体作りや力みがなくなり、下半身を細くするためにも必須ですよ!
まとめ
5つのエクササイズやストレッチを紹介させていただきました。
あしが太くなる生活習慣を治すには、自宅で行うストレッチやエクササイズを取り入れると少しずつ体のバランスが整います。
そうなると美脚にも繋がるので、コツコツとやってみてくださいね!